聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2001]

2001年 01月 11日 (木)

歴代誌第二13:1-22
父祖の神主に拠り頼んだアビヤ

 ヤロブアム王の第十八年に、アビヤがユダの王になり三年間治めました。アビヤは40万の兵士を集め、80万の兵を持つヤロブアムと戦おうとしました。アビヤは戦争をする前に、まず北イスラエルの罪を指摘しました。神様は、塩の契約でイスラエルを永遠にダビデとその子孫に与えると約束されました(5)。しかしヤロブアムは王を裏切り、国を分裂させ、金の子牛の偶像を作り、主の祭司たちを追い出し、誰でも祭司として立てました。反面、南ユダはアロンの子孫を祭司として立て、レビ人とすることで、神様の命じられた通りに神様に仕えました(11)。南ユダは神様の御言葉に聞き従い、正しい信仰生活をしようとしました。
 これを話した後、アビヤはヤロブアムに、神様が私たちと共におられるので、むやみに戦ってはならないと警告しました。しかしヤロブアムは強い軍事力だけを信じ、包囲作戦を使ってユダを攻撃しました。その時、ユダの人々は主に叫んで祈り、祭司たちはラッパを吹きました(14)。すると、神様はイスラエルをユダの手に渡し、50万人が倒れました。結局、イスラエルは降伏し、何年か後に、ヤロブアムは主に打たれ死んでしまいました。
 ヤロブアムは偶像を崇拝し、軍事力だけを信じましたが、結局滅んでしまいました。しかしアビヤは日頃正しい信仰を持ち、危機の時、父祖の神様に叫び祈ることで勝利を得ました。

祈り:主よ!私がアビヤのように日頃神様によく仕え、危機の時、祈り叫ぶことができるように助けてください。

一言:正しい信仰と祈りが勝利の秘訣


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