聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2001]

2001年 01月 20日 (土)

歴代誌第二21:1-20
愛されることなく世をさったヨラム

Ⅰ.悪を行なったヨラム(1-15)
 ヨシャパテが死んだ後、ヨラムが王位を受け継ぎました。ところが、彼は父親の道に従いませんでした。彼は王になると、全ての兄弟とイスラエルのつかさたちの何人かを殺しました。それだけではありません。ユダの山々に高き所を築き、エルサレムの住民に、姦淫をするように偶像に仕えさせ、民たちを誘惑しました。彼は主の御前で悪を行ないました。それは、アハブの娘が彼の妻になったからです(6)。
 しかし神様はダビデの家を滅ぼすことを喜ばれませんでした。神様は、エドムとリブナの背きを通して、傲慢になったヨラムを咎められました。神様は、彼が悪い道から悔い改め、立ち帰ることを望まれました。しかし彼は立ち帰らず、続けて悪を行ないました。その時、神様は預言者エリヤを通して警告の御言葉をくださいました。神様は、誰も罪の中に滅んでいくことを願われません。悔い改め、救いに至ることを願われます。しかし最後まで悔い改めない者は必ず裁かれます。
Ⅱ.重病で死んだヨラム(16-20)
 しかしヨラムは神様のしもべの警告を受け入れませんでした。これに対して神様はペリシテ人とアラビヤ人の心を奮い起こさせ、ヨラムを打たせました。彼らは王宮に攻め、全ての財産と子どもと妻を略奪しました。これらすべてのことの後、神様はヨラムを打たれ、不治の病にかからせました。結局、彼は愛されることなくみじめに死にました。

祈り:主よ!悪い道から立ち帰らせ、義の道を行くように助けてください。

一言:悪人の最後


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