聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2001]

2001年 01月 21日 (日)

歴代誌第二22:1-22
望みの種を育てた信仰の女

Ⅰ.悪女アタルヤ(1-10)
 ヨラムが死ぬと、末っ子のアハズヤが王になりました。彼の母親の名はアタルヤでアハズの娘でした。アタルヤは息子をそそのかし、アハム王家の道を歩ませました。アハズヤ王は、北イスラエルのアハブの子ヨラムと同盟を結び、アラム王ハザエルと戦いました。この戦闘で、ヨラム王は大きな傷を受けることになりました。アハズヤがヨラム王の見舞いに行って戻ってくる途中で、エフーに殺されてしまいました。ついに、彼女が王位を掴むようになりました。ダビデのともしびは消されるかのように見えました。
Ⅱ.信仰と勇気を持った女エホシェバ(11,12))
 エホシェバは王の娘であり、祭司エホヤダの妻でした。彼女はアハズヤの子であり幼いいとこのヨアシュを、王子が殺される中で勇敢に救出しました。そして幼いヨアシュとその乳母を寝室に隠し、アタルヤから保護しました。エホシェバは6年間幼い王子ヨアシュを神様の宮に隠し、育てました。その時、続けてアタルヤが国を治めていました。ダビデのともしびは消えてしまったかのように見えましたが、消えていませんでした。信仰と勇気を持った一人の女によって神様の望みの種は育っていました。信仰のある女が神様の御業において及ぼした影響が、どれだけ大きいのかを見ることができます。

祈り:主よ!この国に多くの信仰の女を立ててください。

一言:救いの御業に用いられる信仰の女


<<(1)    前のページ(16)    17    次のページ(18)    (27)>>

聖書別日ごとの糧