聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2001]

2001年 01月 22日 (月)

歴代誌第二24:1-27
ヨアシュの業績と彼の最後

Ⅰ.主の宮を修理したヨアシュ(1-14)
 ヨアシュは、祭司エホヤダが生きていた間は、主の目にかなうことをしました。ヨアシュは、王位に上がるとまず主の宮を修理することを心に決めました。当時、悪女のアタルヤの息子たちによって神様の宮は壊され、全ての聖なる物はバアルのために用いられたからです。ヨアシュは聖書の御言葉に基づいて、税金を集めた後、石切り工と木工を雇い、主の宮を修理しました。
 彼が王位に上がった後、軍事力を増やし、自分の王権を賢固にすることより、神様の宮をまず修理し、神様中心の信仰を回復しようとしたのは、本当にいいことです。
Ⅱ.主の宮を捨てたヨアシュ(15-27)
 神様はヨアシュのために大きな恵みを施してくださいました。ヨアシュもまた神様のために大きなことをしました。しかし霊的な指導者エホヤダが死んだ後に問題が発生しました。彼は、ユダのつかさたちにそそのかされて、父祖の神、主の宮を捨て、アシェラと偶像に仕えはじめました(17,18)。
 神様はこのようなヨアシュを立ち帰らせようと預言者を送りましたが、王はそのことばを聞きませんでした。神様の霊が臨んだ祭司エホヤダの子ゼカリヤは、断固、王と民たちが主の命令に背いた罪を指摘し、悔い改めるように言いました。しかし傲慢な王は悔い改めるどころか、ついにゼカリヤを石で打ち殺してしまいました。ヨアシュは歴史上最も悪い罪を犯すようになり、惨めな最後を遂げました。

祈り:主よ!私が生涯恩をあだで返す罪を犯さないように助けてください。

一言:恩知らずになるな


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