聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2001]

2001年 01月 23日 (火)

歴代誌第二25:1-28
アマツヤの勝利と敗北

Ⅰ.御言葉に聞き従うアマツヤ(1-13)
 王は、エドムを攻めるために、ユダの軍隊30万の他に、イスラエルの軍隊10万の傭兵を得ました。ところが、ある神様の人が進み出て、イスラエルの軍隊を送り返すように忠告しました。彼の言う通りにすれば、100タラントの損害を受けるようになります。それだけではありません。イスラエルと紛争が起こる危険があります。
 しかし王は神様の御言葉に聞き従いました。そして思い切ってユダの軍隊だけを率いて、エドム族と戦い勝利を得ました。彼は神様の御言葉に効き従うことで、一時的に損害を受けましたが、神様は彼にもっと大きな勝利をくださいました。
Ⅱ.エドムの神々に仕えたアマツヤ(14-28)
 アマツヤ王は大きな勝利を得た後、愚かにもエドム人の偶像たちを持って来て自分の神にしました。そしてその御前にひざまづいて、香をたきました。神様は預言者一人を送って、彼のあやまちを悟らせました。しかし彼は神様のしもべの警告を無視しました。彼は、一度の勝利によってひどく自慢しました。彼は無謀にも北イスラエルと戦争を起こしました。結局アマツヤは北イスラエルの捕虜になってしまいました。エルサレムの城壁は四百キュビットに渡って壊され、神様の宮の中のすべての金銀と器具と王宮の財宝は奪われました。また、多くの人々は人質として捕らえられて行きました。不従順の結果は惨めです。

祈り:主よ!私が一度の勝利によって自慢せず、最後まで謙遜な心で主に聞き従う者になるように助けてください。

一言:傲慢は滅びに先立つ


<<(1)    前のページ(18)    19    次のページ(20)    (27)>>

聖書別日ごとの糧