聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2001]

2001年 01月 24日 (水)

歴代誌第二26:1-23
らいを病む者になったウジヤ

Ⅰ.ウジヤ王の繁栄(1-15)
 ウジヤ王は16歳で王となり、52年間国を治めました。ウジヤは父親アマツヤが行なったとおりに、主の目にかなうことを行ないました。彼は神様を認めることを教えた預言者ゼカリヤの助けを受けて神様を求めました。すると、神様は彼を栄えさせてくださいました。彼は戦争に勝利してエジプトの入口まで領土を拡張し、国の力を強くしました。また、牧畜と農業を奨励して民たちの生活が安定できるようにしました。険しい世の中でも私たちが御言葉を親しみ、神様を呼び求めるとき、世に勝ち、神様の祝福を享受する生活ができます。
Ⅱ.ウジヤ王の没落(16-23)
 ウジヤ王は強くなると、心が高ぶり、祭司長しか入れない聖所で主に香をたくことまでしようとしました。祭司の務めまでやることによってすべての権力を握ろうとしたのです。これは神様の主権に対する挑戦であり、大きな罪でした。それを知った祭司アザルヤが主に仕える80人の有力な祭司とともに王の高ぶりを戒めようとしました。しかし、ウジヤ王は聞き入れず、手に香炉を持って香をたこうとしましたが、結局神様の激しい怒りに触れ、らい病にかかってしまいました。それによって彼は死ぬ日までらいを病む者として隔離された家に住み、悲惨な最後を迎えました。祝福の時に高ぶり、滅んでしまった人が多くいます。祝福の時にもっと気をつけて謙遜に生活しなければなりません。

祈り:主よ!私が祝福の時に高ぶることなく、謙遜に主の祝福にふさわしい生活をするように助けてください。

一言:祝福の時に気をつけなさい。


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