2001年 01月 26日 (金)
アッシリヤの王たちに助けを求めたアハズ
Ⅰ.偶像を崇拝したアハズ(1-15)
アハズは二十歳で王となり、エルサレムで十六年間、王でした。彼は主の目にかなうことを行ないませんでした。アハズはバアルのために鋳物の像を造り、偶像のために香をたき、自分の子どもたちに火の中をくぐらせました。彼は異邦のたみの忌みきらうべきならわしをまねていたのです。神様は彼を懲らしめるためにユダをアラムの王の手とイスラエルの王の手に渡されました。数多い民がとりこになってダマスコやサマリヤに捕らえられて行きました。しかし、神様はユダを圧制し、奴隷にしようとしているイスラエルに預言者オデデを遣わして再びユダの民を本国に帰らせました。神様は選ばれた民であっても偶像崇拝に陥った時、懲らしめることによって公義を表されました。同時にその民を帰らせることによって哀れみを表されました。
Ⅱ.アッシリヤに助けを求めたアハズ
アハズは神様の大いなる哀れみを悟って悔い改めなければなりませんでした。しかし、彼はほしいままに事を行ない、エドムとペリシテ人に攻められて恥を受けるようになりました。しかも彼は神様より強大国アッシリヤに助けを求めました。アッシリヤの王はユダを助けず、むしろ苦しめました。アハズはかたくなになるとますます主に対して不信の罪を犯し、ダマスコの神々にいけにえをささげました。彼は神の宮の器具を断ち切ってから他の神々に香をたくことによって主の怒りを引き起こしました。彼は神様に助けを求めるより、偶像に頼ることによって結局滅びるようになりました。
祈り:主よ!私が苦難の時に人や物質、目に見える偶像に頼らず、神様に助けを求めるように助けてください。
一言:苦難の時に神様に頼れ。
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