聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2001]

2001年 01月 27日 (土)

歴代誌第二29:1-24
主の宮を聖別したヒゼキヤ

Ⅰ.主の宮を聖別したヒゼキヤ(1-19)
 ヒゼキヤは25歳の若さで王となりました。彼は国家の弱体化した原因を政治、軍事、経済的な問題として見るより霊的な問題として見ました。彼はまず改革の主体であるレビ人たちを集めて主の宮を聖別するように命じました。また、怠けることなく職務に忠実であるように勧めました。その時、レビ人たちは先に自分自身を聖別し、主のことばによる王の命令のとおりに、主の宮をきよめました。彼らは16日の間神殿の外部と内部をきよめました。それによって先祖たちの罪を清算して神様との関係性を回復し、礼拝を回復しました。私たちが真の礼拝を回復するためには過去の罪を悔い改め、安逸を清算しなければなりません。
Ⅱ.罪のためにいけにえをささげたヒゼキヤ(20-24)
 ヒゼキヤは主の宮をきよめてから朝早く起きて町のつかさたちを集め、主の宮に上って行きました。そして、王国と聖所とユダのための、罪のためのいけにえをささげるように祭司たちに命じました。ヒゼキヤは先祖の罪と自分とすべての民が犯した罪を赦してもらいたいと思ったのです。個人も国家も罪の問題が解決されなければしっかりした国、強い国になることはできません。イエス様は世の罪を背負って十字架上で御血を流し、死なれました。私たちがどんな罪を犯したとしてもこのイエス様の御前に出て行くなら罪が赦され希望に満ちた新しい人生を過ごすことができます。

祈り:主よ!まず私の心をきよめてくださり、日本のキャンパスとこの国をきよめるみわざに用いてください。

一言:私からきよめよう。



2001年 01月 28日 (日)

歴代誌第二29:25-36
伏し拝み、感謝をささげた民たち

Ⅰ.伏し拝んだ民たち(25-30)
 主の宮をきよめ、罪のためのいけにえをささげたヒゼキヤはレビ人たちにシンバルと十弦の琴を持たせました。王の命令のとおりに全焼のいけにえをささげ始めた時に、主の歌が始まり、ラッパがダビデの楽器とともに鳴り始めました。全集団は神様に伏し拝み、歌うたいは歌いました。王および彼とともにいたすべての者はひざをかがめ、伏し拝みました。伏し拝むことは神様の御前で徹底的に自分を低くし、服従することです。民たちの礼拝と賛美は無理やりにやらされたことではなく、神様の愛と恵みに感激して自発的に生まれたことでした。
Ⅱ.感謝のいけにえをささげた民たち(31-36)
 罪のためのいけにえをささげた王は民たちに全焼のいけにえと感謝のいけにえをささげるようにしました。すると集団は感謝のいけにえを携えて来るだけではなく、心から進んでささげる者がみな、全焼のいけにえを携えて来ました。その数はあまりにも多くて少ない祭司たちではすべての全焼のいけにえの皮をはぐことができないほどでした。この時にレビ人たちがこの作業を助けたのですが、祭司たちよりも素直な心を持って身を聖別したと賞賛しています。民たちは祝祭の雰囲気をただ楽しんだのではなく、積極的に感謝のいけにえをささげる成熟した姿を見せました。
 私に施された神様の恵みを覚える時に不平とつぶやきは消え去り、すべてのことにおいて感謝しながら自分の最も大切なものをも惜しむことなくささげることができます。

祈り:主よ!私が硬くて乾いている信仰生活をしてきたことを悔い改めます。主の恵みをいつも覚え、感謝する生活をします。

一言:「すべてのことにおいて感謝を」


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