2001年 02月 01日 (木)
ユダの滅亡
Ⅰ.強大国によって恥を受けるユダ(1-10)
ヨシヤはユダの王たちの中で最後の信仰人でした。ヨシヤの跡を受け継いでエホアハズが王になりましたが、エジプトの王によって退けられ、エジプトへ連れられて行きました。その後、エジプトの王によって王となったエホヤキムはバビロンの王によって王位を失い、バビロンに連れられて行きました。その次にエホヤキンも三ヶ月と十日の間、王でありましたが、バビロンに連れられて行きました。ユダは主権を失い、周辺の強大国によって恥を受けました。神様は周辺の列強を用いてユダを懲らしめることによってご自分の民が帰って来ることを願われました。しかし、彼らはむしろ主の目の前に悪を行ない、滅亡を自ら招きました。
Ⅱ.神様の御ことばを蔑視したユダ(11-23)
ユダの最後の王ヒデキヤは繰り返された悲劇を知っていながらも主の目の前に悪を行いました。彼は預言者エレミヤのことばを無視し、へりくだりませんでした。王が堕落すると祭司長全員と民たちも、異邦の民の忌み嫌うべきすべてのならわしをまねて主の宮を汚しました。神様はその民を愛して彼らのもとに、使者たちを遣わし、早くからしきりに遣わされました。しかし彼らは神様の使者を笑いものにし、そのみことばを侮りました。これによって彼らは神様の激しい憤りを招くようになったし、きわめて堕落してもはやいやされることがないまでになりました。結局、ユダはカルデヤ人の王によって滅亡されました。選ばれた民であっても最後まで悔い改めなければ審判を受けます。
祈り:主よ!私が神様の懲らしめの前で直ちに悔い改めることによって立ち返ることができるように謙遜と悔い改めの心を与えてください。
一言:懲らしめられる神様
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