聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2003]

2003年 03月 21日 (金)

歴代誌第二22:1-22
アタルヤとエホシェバ

Ⅰ.悪影響を及ぼした女(1-10)
 ヨラムが死ぬと、彼の末子アハズヤが王になりました。彼の母親の名前はアタルヤといい、アハブの娘でした。アタルヤは息子をそそのかし、アハブの家の道を歩ませました。それでアハズヤ王はアハブの家の人々の助言に従って、北イスラエルのアハブの息子ヨラムと同盟を結び、シリヤを打ちました。戦闘で傷ついたヨラム王を見舞いに行って帰る途中、アハズヤ王はエフーによって殺されてしまいました。エフーは、アハブの家を滅ぼすようにと、神様が油を注いだ者です。
 その母アタルヤは、彼女の息子が死んだのを見て立ち上がり、ユダの家の王の種を絶やしました。ついに彼女が王権を握るようになりました。これによってダビデのともし火は消えてしまったかのように見えました。
Ⅱ.信仰と勇気を持った女(11,12)
 エホシェバは王の娘であり、妻子エホヤダの妻でした。彼女はアハズヤの息子幼い甥のヨアシュを、王子たちが殺される中で、助け出しました。そして幼いヨアシュとその乳母を寝室に隠し、アタルヤから保護しました。エホシェバは六年間幼い王子ヨアシュを神様の宮の中に隠しました。その時まで、続けてアタルヤが国を治めていました。
 ダビデのともし火は消えてしまったように見えますが、消されませんでした。信仰と勇気ある一人の信仰の女によって神様の望みの種は育っていました。

祈り:主よ!この国に神様の望みの種を保護する信仰と勇気を持った女たちを多く遣わしてください。

一言:望みの種を保護しよう


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