聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2003]

2003年 03月 29日 (土)

歴代誌第二30:1-27
イスラエルの人たちよ、主に立ち返りなさい

Ⅰ.主の過越しの祭りを行ないなさい(1-9)
 過越しの祭りは、神様がイスラエルをエジプトの奴隷生活から解放した日を記念する行事です。ところがイスラエルは長い間、過越しの祭りを守りませんでした。救いの恵みを忘れ、何の望みもなく生きて来ました。ヒゼキヤはこの民たちに、手紙で過越しの祭りを守れという言葉と共に、神様に立ち返ることを切に願いました(1-3)。
 民たちがこのことを尊く思い、聞き従い、いっせいにエルサレムに来て過越しの祭りを守るように呼びかけました(5)。そして全ての民が悔い改め、神様に立ち返る時に、神様の怒りが離れ、神様の慈しみと恵みが臨むようになると伝えました(6-9)。ヒゼキヤは具体的に民が悔い改め、心を神様に立ち返るように呼びかけました。
Ⅱ.聞き従った民に望んだ大きな喜び(10-27)
 ヒゼキヤ王の切なるメッセージを物笑いにする者もいました(10)。しかし多くの民が遜った心で、エルサレムに集まり過越しの祭りを守り、心から主なる神様を求めました。彼らの中には聖徒のおきてを破った者がいましたが、神様はヒゼキヤのとりなしの祈りを聞かれ、民を癒してくださいました(20)。
 民たちのたましいに言いようのない喜びが満ちあふれました。全ての民の心に霊的に大きな復興が起こりました。

祈り:主よ!私が生涯救いの恵みを忘れずに、日々私の心を神様に立ち返らせ、恵みと喜びが満ちた人生を送ることができるように助けてください。

一言:主に立ち返れ


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