聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2003]

2003年 04月 08日 (火)

歴代誌第二36:1-23
ユダの最後

Ⅰ.強大国の支配を受けるユダ(1-10)
 ヨシヤが死んだ後、エホアハズが王になりましたが、三ヶ月でエジプトの王によって退けられ、エジプトに捕らえられてしまいました。次に、エジプトの王によって王位に上ったエルヤキムはバビロンの王によって退けられ、バビロンに連れて行かれました。次の王位に上ったエホヤキンも、三ヶ月と十日目にバビロンに連れて行かれました。
 彼らは強大国によって自主権を失い、羞恥を受ける中でも神様に立ち返ろうとはせず、むしろ主の前で悪を行ないました。神様は患難を通して、ご自分の民を罪から立ち返ることを願われました。
Ⅱ.神様の御言葉を蔑んだユダ(11-23)
 最後の王ゼデキヤはユダの繰り返される悲劇を見ながらも、悟ることができず、神様の前でへりくだりませんでした。霊的な指導者たちと民たちも異邦の全ての忌み嫌うことを見習って、滅亡の道をたどりました。神様は使者を絶えず遣わしましたが、彼らは神様の使者を蔑視し、御言葉を蔑視し、預言者たちを蔑しみ、神様の怒りを積んで行きました。ついに彼らはひどく堕落し、立ち返ることができない状況に至りました。
 結局神様はカルデヤの王の手を借りて、ユダを滅亡させました。罪を悔い改めない時、最後は滅亡です。しかし神様はご自分の民を永遠に捨てられませんでした(22,23)。

祈り:主よ!私たちが滅亡に至る前に主の前にへりくだり、悔い改めるように助けてください。

一言:滅亡が来る前に


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