聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2010]

2010年 01月 29日 (金)

歴代誌第二6:1-17
ソロモンの奉献祈り

Ⅰ.主が言われた通りに成し遂げられる(1-11)
 ソロモンは宮を完成させた後、イスラエルの全会衆の前で、主なる神様を賛美しました。神様はダビデと約束されたことを、そのまま成し遂げられました。神様は、イスラエルの民たちが出エジプトした後、どんな町も、どんな主権者もお選びになりませんでした。神様はダビデの時代に入って、初めてエルサレムの町とダビデをお選びになりました(6)。ダビデは自分で宮を建てる心がありましたが、神様はその子どもを通して宮を建てるようにされる、と約束しました。
 結局神様の約束通りダビデの子ソロモンが立ち、エルサレムに宮を建築し、契約の箱をその中に入れました(11)。神様は私たちと結ばれた約束を必ず守ってくださる方です。神様だけが、私たちが信じ頼れるお方です。
Ⅱ.ダビデに言われたことを守ってください(12-17)
 ソロモンはイスラエルの会衆の前でひざまづいて、天に向けて手をさし伸ばし、奉献の祈りをしました。彼は天地に神様のようなほかの神はいないことを告白し、神様は主のしもべの約束を守り、恵みを施してくださる方であることを賛美しました。また、ダビデの子孫が律法を守り行ないさえすれば、「イスラエルの王座に着く者が、わたしの前から、絶えることはない。」と約束されたことを守って欲しい、と神様に求めました(16)。ソロモンはダビデにされた約束の御言葉に基づいて求めました。神様の約束に基づいた祈りは力があります。

祈り:主よ!主は約束を守る方であることを悟り感謝します。私が主だけを信じて生きるように助けてください。

一言:約束された通りに行なわれることを信じます



2010年 01月 30日 (土)

歴代誌第二6:18-42
この宮に向かって祈るなら

 ソロモンは神様にとりなしの祈りをささげました。第一に、隣人に罪を犯した者が宮に連れて来られ、「そのようなことはしていない」と誓う時、神様がさばきを行なわれるように祈りました(22,23)。第二に、イスラエル人が主に罪を犯し、敵に打ち負かされた後、宮に来て祈るなら、赦してくださり、本国に帰らせてくださるように、祈りました。(24,25)。第三に、民が主に罪を犯したことによってききんの苦しみを受けた後、宮に来て祈って罪から離れるなら民を赦してくださり、また行くべき道を教え、雨を降らせてくださるように祈りました(26,27)。第四に、敵が来て町を取り囲んだり、災難や疾病があった時、民が宮に向かって助けを求めるなら、祈りを聞いてくださり、その生き方にしたがって報いてくださるように祈りました(28-31)。第五に、外国人が神様の大いなる力を知り、宮に来て祈るなら、彼らの祈りを聞いてくださり、すべての国の民が主を恐れ敬うようになるように祈りました(32,33)。第六に、民が戦いに望む時、宮に向かって祈るなら、彼らの言い分を聞き入れてくださるように祈りました(34,35)。第七に、民たちが罪を犯して敵国に連れて行かれる時、そこで悔い改めて、心から主に立ち帰るなら、彼らを顧みて赦してくださるように祈りました(36-39)。
 ソロモンは、宮は民が神様に進み出て祈るところであることを、よく知っていました。また神様は祈れば、どんな問題も助けてくださる方であることを信じました。

祈り:主よ!主が私の祈りを聞いてくださることを信じます。私がどんな問題にあっても、主に祈る人になるように、助けてください。

一言:祈りを聞かれ、助けてくださることを信じます。


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