聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2014]

2014年 02月 18日 (火)

2歴代誌6:1-17
ソロモンの奉献の祈り

1.主は、お告げになった約束を果たされた(1-11)
 ソロモンは主の宮を完成させた後、イスラエルの全会衆の前で、主なる神様を賛美しました。神様はダビデと約束されたことを、そのまま果たされました。神様は、イスラエルの民たちが出エジプトした後、どの町もどの君主も選ばれませんでした。神様は、ダビデ王の時代になって初めて、エルサレムの町とダビデをお選びになりました(6)。ダビデは、自分が主の宮を建てたいという気持ちがありましたが、神様はその子どもを通して、主の宮を建てると、約束されました。
 結局、神様の約束通りに、ダビデの子ソロモンを通して、エルサレムに主の宮を建て、契約の箱をその中に安置しました(11)。神様は、私たち人間に交わされた約束を必ず守られる方です。神様だけが、私たちが信じて頼れる方です。
2.ダビデに仰せられたことを、守ってください(12-17)
 ソロモンはイスラエルの会衆の前で、ひざまずいて天を見上げ、手を広げ、奉献の祈りをささげました。彼は、「天にも地にも、あなたのような神は他にありません」と告白し、「神様は、主のしもべたちとの契約を守られ、恵みを施してくださる方である」と賛美しました。また、彼は神様に、ダビデの子孫が律法を守り行なうなら、王位は続けて継承されるという約束を、守ってくださいと祈りました(16)。ソロモンは、ダビデに仰せられた約束の御言葉に基づいて、祈りました。神様の約束に基づいた祈りは力があります。

祈り:主よ!主は約束を守られる方であることを悟り、感謝します。私が主だけを信じて生きるように、助けてください。

一言:約束通りに行なわれることを信じます



2014年 02月 19日 (水)

2歴代誌6:18-42
この宮の向かって祈るなら

 ソロモンは神様に、とりなしの祈りをささげました。第一に、隣人に罪を犯した者が主の宮に来て、「そのようなことはしなかった」と誓った時は、神様がその報いを頭上に返すように、と祈りました(22,23)。第二に、イスラエルの民が主に罪を犯し、敵に打ち負かされた時、主の宮に来て祈り願うなら、赦してくださり、先祖たちの地に彼を帰らせてください、と祈りました(24,25)。第三に、民が主に罪を犯して、日照りとなり、苦しめられた後、主の宮に来て祈り、罪から離れるなら、赦してくださり、歩むべき道を教え、雨を降らせてくださるようにと祈りました(26,27)。第四に、敵が来て町を攻め囲んだり、災いや病がある時、民が主の宮に来て、助けを求めるならば、祈りを聞かれ、その行ない通りに報いてください、と祈りました(28-31)。第五に、異邦人たちも、全能なる神様のことを知り、主の宮に来て祈るなら、彼らの祈りが聞かれ、全ての人々が主を恐れ敬うようにしてください、と祈りました(32,33)。第六に、民が戦いのために出て行く時、主の宮に向かって祈るなら、彼らの祈りを聞いてくださるようにと、祈りました(34,35)。第七に、民が罪を犯し、敵の国に連れて行かれた時、そこで悔い改め、心を尽くして主に立ち返るなら、彼らを顧みられ、赦してくださるように、祈りました(36-39)
 ソロモンは、主の宮が神様に進み出て祈る場所であることを、よく知っていました。また、神様は、ご自分に祈り求める者に対して、どんな問題も解決してくださる方であることを信じていました。

祈り:主よ!主は、私の祈りを聞かれる方であることを信じます。どんな問題があっても、主に祈る人になるように、私を助けてください。

一言:祈りを聞かれ、助けてくださることを信じます。


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