８章は、ソロモンが主の宮と宮殿の建築を終わらせた後にも、続けて、町の城壁と国の倉庫と戦車の町を建設している内容が記録されています。また、祭司制度も整備して、神様に治められる国家としての基盤を、隙間なく備えました。全てが完成した時、ソロモンの名声を聞いたシェバの女王が、多くの貢物を持って訪ねて来て、さまざまことを質問をしました(1)。ソロモンが知恵を持って説き明かすと、女王はひどく感動を受けました。それだけではなく、華麗な宮と宮廷の人々と、その服装、食物を見て、息も止まるばかりでした(4)。
　彼女は感銘を受け、王に、実際に来てみると、自分が聞いていたうわさを上回るほどだと告白しました(6)。また、彼女は、ソロモンと共にいて、いつもその知恵を聞いている人々がどれだけ幸いであるかを、うらやましく思いました(7)。それだけではなく、彼女は異邦人でありながらも、神様がソロモンを王として立て、公正と正義によって民を治めさせることで、イスラエルを大きく祝福されたと、神様を認め、賛美しました。彼女は非常に多くの物を王に送って、自分の国に帰って行きました。ソロモン王の名声は、世の国々にまで、広がって行くようになりました。
　ソロモンの知恵と富、名声、権威は自分の力で得たのではなく、神様が祝福してくださったからでした。本当の知恵は神様から出て来ます。また、イエス様はソロモンよりも知恵があり、優れた方です(マタ12:42)。私たちが神様の助けを求め、イエス様を学ぶ時、ソロモンのように知恵があり、栄光ある人生を生きることができます。

祈り：主よ！私もソロモンのように知恵ある者になり、神様に栄光をささげたいです。私がイエス様をよく学べるように、助けてください。

一言：栄光ある人生の秘訣