1.あなたがたは主を恐れなさい(1-7)
　ヨシャパテ王は、北イスラエルの王アハブ王と姻戚関係を結んだだけではなく、同盟を結び、アラムとの戦争に参加して、戻って来ました。これは、明らかに不信仰の罪でした。先見者エフーは王の罪を咎めました。その時、ヨシャパテ王は王としての自尊心を捨て、謙遜に苦言を受け入れました。彼は、神様の前で悔い改め、悔い改めにふさわしい実を結ぼうと努力しました。民の中に出て行き、民たちの心を神様に向けさせようとしました。ヨシャパテは町々にさばきつかさを立てました。さばきつかさたちが神様を恐れ敬い、不正も、えこひいきもなく、神様の公義に従って、さばくように、勧めました。彼は悔い改めただけではなく、悔い改めの実を結びました。
2.忠実に、全き心をもって行なえ(8-11)
　ヨシャパテ王はまた、エルサレムのレビ人と祭司とイスラエルに属する一族のかしらの中から人を立て、主のさばき、および訴訟に携わる者たちを任命しました。エルサレムに建てられた法廷は最高裁判所であり、各地方で処理できなかった重要な事案や殺人事件などを処理しました。ヨシャパテは彼らにも、「主を恐れ、忠実に(faithfully)、全き心をもって(wholeheartedly)、このように行なわなければならない」と教えました。そして、民たちが罪を犯さないように、しました。人が主を恐れる時、全ての恐れが消え去るようになります。また、任された全てのことに、忠実に行なうことができます。

祈り：主よ！私が神様に対しての恐れが足りなかった事を悔い改めます。神様を恐れ、公義に従って、行なうように助けてください。

一言：主を恐れることが知恵の初め