聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2014]

2014年 03月 06日 (木)

2歴代誌21:1-20
愛されることなく世を去ったヨラム

1.悪を行なったヨラム(1-15)
 ヨシャパテが死んだ後、ヨラムが王位を継承しました。ところが、彼は父の道を歩みませんでした。彼は王になると、全ての兄弟と、イスラエルのつかさのうち幾人かを殺しました。それだけではなく、ユダの山に高き所を築き、エルサレムの民に、淫乱を行なうように、偶像に仕えるようにし、民たちを惑わしました。それは、アハブの娘が彼の妻であったからです(6)。
 しかし、神様はダビデの家を滅ぼすことを望まれませんでした。神様は、エドムとリブナの裏切りを通して、傲慢になったヨラムを懲らしめました。神様は、彼が悔い改めて、悪い道から立ち返ることを、願われました。しかし彼は悔い改めずに、続けて悪を行ないました。その時、神様は預言者エリヤを通して、警告の御言葉をくださいました。神様は、誰一人、罪の中で滅びることを願われません。悔い改めて、救いに至ることを願われます。しかし、最後まで悔い改めない者は、必ずさばかれます。
2.不治の病で死んだヨラム(16-20)
 しかし、ヨラムは神様のしもべの警告を受け入れませんでした。それで、神様はペリシテ人とアラビヤ人の霊を奮い立たせて、ヨラムに敵対させられました。彼らは王宮を攻め、全ての財産と子どもと妻たちを奪い去って行きました。これらのすべてのことの後、神様はヨラムを打たれ、彼は不治の病となって、床に着かせました。結局、彼は愛されることなく、みじめに世を去りました。

祈り:主よ!悪い道から立ち返り、義の道を歩むように助けてください。

一言:悪人の最期


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