聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2014]

2014年 03月 08日 (土)

2歴代誌24:1-27
ヨアシュの業績とその最期

1.主の宮を修理したヨアシュ(1-14)
 ヨアシュは、祭司エホヤダが生きている間は、主の目にかなうことを行ないました。ヨアシュは王になると、まず主の宮を修理することを志しました。当時、悪女アタルヤの息子たちによって、主の宮は打ち壊され、主の宮の聖なるものはバアルにささげられていました。ヨアシュは聖書の御言葉に基づいて、あかしの天幕のための税金を集めた後、石切り工と木工を雇って、主の宮を修理しました。彼が王位に就いた後、軍事力を増加し、自分の王権を堅固なものにすることより、主の宮をまず修理し、神様中心の信仰を回復しようとしたのは良い事です。
2.神様の宮を捨てたヨアシュ(15-27)
 神様は、ヨアシュのために、大きな恵みを施してくださいました。ヨアシュはまた、神様のために、大きな御業を行ないました。しかし、霊的な指導者エホヤダが死んだ後、問題が発生しました。彼は、ユダのつかさたちの企みにはまり、その父祖の神、主の宮を捨て、アシェラと偶像に仕え始めました(17,18)。
 神様は、このようなヨアシュを立ち返らせようと預言者を遣わされましたが、王はその言葉を聞きませんでした。神様の霊にゆり動かされた祭司エホヤダの子ゼカリヤは、断固、王と民たちが主の命令に逆らった罪を指摘し、悔い改めるように促しました。しかし傲慢な王は、悔い改めるどころか、ゼカリヤを石で打ち殺しました。ヨアシュは、歴史上最もひどい罪を犯すようになり、悲惨な最期を迎えるようになりました。

祈り:主よ!私が、生涯、恩知らずの罪を犯さないように助けてください。

一言:恩知らずにならないようにしよう


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