聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2014]

2014年 03月 12日 (水)

2歴代誌28:1-27
アッシリヤに頼ったアハズ

1.偶像を崇拝したアハズ(1-15)
 アハズ王は二十歳の時に王になり、十六年間統治しました。彼は、主の目にかなうことを行ないませんでした。アハズは、バアルのために鋳物の像を造り、高き所でいけにえをささげ、自分の子どもたちを火の中にくぐらせました。彼は異邦人たちの、忌み嫌うならわしをまねました。神様は彼を罰するために、ユダを、アラム人の王とイスラエルの王の手に渡されました。数多くの民たちが戦争の捕虜となり、ダマスコやサマリヤに連れて行かれました。しかし神様は、ユダを抑えつけて奴隷にしようとするイスラエルに、預言者オデデを遣わされ、ユダの民を再び本国に帰らせるように、と命じられました。神様は、お選びになった民であっても、偶像崇拝に陥った時に懲らしめられることで、公義を現わされました。同時に、その民を捕虜から帰還させることで、憐れみを見せてくださいました。
2.アッシリヤに頼ったアハズ(16-27)
 アハズは、神様の大いなる憐れみを悟り、悔い改めるべきでした。しかし彼は再び、愚かなことをし、エドムとペリシテの攻撃を受け、辱められました。その時も、アハズは強大国アッシリヤの王に助けを求めました。アッシリヤの王はユダを助けずに、むしろ苦しめました。アハズは苦しめられると、更に主に罪を犯し、ダマスコの神々にいけにえをささげました。神の宮の器具を集めて、高き所を築き、ほかの神に香をたくことで、主の怒りをひき起こしました。彼は神様に頼ることより、偶像に頼ることで、結局滅びるようになりました。

祈り:主よ!私が患難の時に、目に見える偶像に頼らずに、神様に頼るように助けてください。

一言:苦難の時、神様に頼る


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