聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2014]

2014年 03月 13日 (木)

2歴代誌29:1-24
主の宮を聖別したヒゼキヤ

1.主の宮を聖別したヒゼキヤ(1-19)
 ヒゼキヤは弱冠二十五歳で王位に上りました。彼は、国家が衰弱した原因を政治、軍事、経済的な問題としてみることより、霊的な問題として考えました。彼はまず、改革の主体であるレビ人たちを集めて、「主の宮を聖別しなさい。」と命じました。また、怠けずに、任された職務に忠実であるようにと、教えました。その時、レビ人たちは立ち上がって、まず自分たちをきよめ、主の御言葉通りに、主の宮を聖別しました。彼らは、十六日間にわたり、主の宮の外部と内部を聖別しました。それで、彼らは先祖の罪を清算して、神様との関係を回復し、礼拝を回復させました。私たちが、真の礼拝を回復するためには、過去の罪を悔い改め、怠慢を清算しなければなりません。
2.罪のためのいけにえをささげたヒゼキヤ(20-24)
 ヒゼキヤは主の宮を聖別した後、朝早く起きて、民たちの代表であるつかさたちを集め、主の宮に上って行きました。そして、罪のためのいけにえをほふり、国と聖所とユダのために、全焼のいけにえと罪のいけにえをささげるように、祭司たちに命じました。ヒゼキヤは、先祖たちが犯した全ての罪と、自分や全ての民の罪の赦しを受けたいと願いました。個人でも国家でも、罪の問題が解決される時に、強くなることができます。イエス様が、世の罪を背負って、十字架の上で血を流されました。私たちがどんな罪を犯していても、このイエス様のところに進み出て行けば、罪が赦され、希望に満ちた新しい人生を生きることができます。

祈り:主よ!私の内面を聖別し、日本の教会と、この国をきよめるのに、用いてください。

一言:私からきよくなろう



2014年 03月 14日 (金)

2歴代誌29:25-36
礼拝し、感謝した民たち

1.伏し拝んだ民たち(25-30)
 主の宮を聖別し、罪のためのいけにえをささげた後、ヒゼキヤはレビ人たちにシンバルと琴を持たせました。王の命令によって、主に全焼のいけにえがささげられると同時に、主の詩で歌い、ラッパを吹いて、ダビデ王の楽器で演奏しました。全集団は伏し拝み、歌うたいは歌いました。王とつかさたちも、伏し拝みました。伏し拝むとは、神様の御前に、徹底的に自分を低くし、服従することです。民たちの礼拝と賛美は、無理して出たのではなく、神様の愛と恵みに感激して、自発的に出たものでした。
2.感謝のいけにえをささげた民たち(31-36)
 罪のためのいけにえを終えた後、王は民たちに、「感謝のいけにえをささげなさい」と言いました。すると会衆は、いけにえと感謝のいけにえを持って来ただけではなく、心から進んで全焼のいけにえを携えて来ました。その数はあまりにも多く、全てのいけにえの獣の皮をはぐ祭司の数が不足するほどでした。その時、レビ人たちがその仕事を手伝いましたが、「祭司たちよりも直ぐな心を持って行なった」と賞賛されました。民たちは、お祭り騒ぎに満足せずに、積極的に感謝のいけにえをささげる成熟した姿を見せました。
 私に施してくださった神様の恵みを覚える時、不平と不満が消え去り、全てのことに感謝し、私の最も貴い物を、惜しみもなくささげることができます。

祈り:主よ!私が、固く乾いた信仰生活をして来たことを悔い改めます。主の恵みをいつも覚え、感謝する生活をします。

一言:いつも感謝


<<(1)    前のページ(24)    25    次のページ(26)    (29)>>

聖書別日ごとの糧