聖書別日ごとの糧   >>   エズラ記[2005]

2005年 02月 08日 (火)

エズラ記1:1-11
人の霊を奮い立たせた神様

Ⅰ.ペルシヤの王クロスの霊を奮い立たせた神様(1-4)
 神様はエレミヤを通して告げられた主のことばを実現するために、ペルシヤの王クロスの霊を奮い立たせました(1,エレ29:10)。霊が奮い立ったクロスは神様の主権とその真実さを知るようになりました。また神様の命令に聞き従って捕虜たちを自由にし、主の宮を建てるように助けました。神様は不信仰者たちの霊も奮い立たせてご自分の御業に用いられます。
Ⅱ.イスラエルの民たちの霊を奮い立たせた神様(5-11)
 王クロスを通して、イスラエルの民たちはイスラエルの帰還命令を受けました。たとえ他郷ではあっても、バビロンは情が移り安定したところです。王もエジプトのパロとは違って、善政をしきました。一方故郷は廃虚となり、その旅の道のりは遠く、険しいものです。多くの犠牲と危険が行く手をはばんでいました。それで彼らはそのままそこにとどまりたいと思ったことでしょう。しかし神様は一族のかしらたち、祭司たち、レビ人たち、その周辺の人々の霊を奮い立たせました(5)。みなは一つの心となり、立ち上がりました。また心から宮の用具を運び出しました。一人一人が神様の御業に仕えようとする願いが生じました。苦難に対する積極的な姿勢が生じました。神様は大きな御業を成し遂げる時、まず人々の霊を奮い立たせます。

祈り:主よ!金正日の霊を奮い立たせ長年の間閉ざされた宣教の門を開いてください。キャンパスの学生たちの霊を奮い立たせ、主の御業に参加する人々が多く出るように助けてください。 

一言:まず霊が奮い立てば


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