聖書別日ごとの糧   >>   エズラ記[2005]

2005年 02月 10日 (木)

エズラ記4:1-24
立ち上がった敵たち

Ⅰ.断固拒んだイスラエルのかしらたち(1-3)
 イスラエルが主のために神殿を建てていると聞いて、故国に残っていた者たちが来ました。彼らは捕虜にならず、その地に残って神様と外国の神々を同時に仕えた者たちでした(Ⅱ列17:33)。今彼らはイスラエルのかしらたちのところに進み出て、「一緒に神殿を建てたい。」と提案しました。その時イスラエルのかしらたちは断固拒みました。「私たちの神のために宮を建てることについて、あなたがたと私たちとは何の関係もない。」(3)。
 神様の御業を成し遂げるのに妥協は禁物です。多少の苦難はあっても、人々の行為は断固断らなければなりません。適当に妥協すれば、それがわなとなるのです。
Ⅱ.しつこく妨害する敵たち(4-24)
 敵たちは自分たちの好意を拒絶されると、本性が現われました。議官を買収して、ユダの民の気力を失わせることで、御業を妨害して遅延させました。さらに進んで主の神殿を建てているのに、町や城壁を再建していると功名に話し、アルタシャスタ王をそそのかしました(12)。そして権力を背景に、素早く動いて、結局は御業を中止させました(24)。
 敵の目的は御業を妨害することにあるのではなく、御業を中断させることにあるのです。それで必ず退けなければなりません。

祈り:主よ!私が敵を恐れて簡単に妥協をしようとしていた罪を悔い改めます。多少の痛みと犠牲があっても、敵と妥協しません。避けずに立ち向かいます。私に力をください。

一言:妥協は禁物


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