聖書別日ごとの糧   >>   エズラ記[2005]

2005年 02月 15日 (火)

エズラ記9:1-15
色を失ってすわってしまったエズラ

Ⅰ.忌み嫌うことを行ない(1,2)
 彼らは異邦人と結婚しました。指導者たちはこの忌み嫌うべきことにさらに積極的でした。どんな点で、このようなことが忌み嫌うべきことなのでしょうか。
 ①神様の御言葉に対する不従順です(4,11,12,申7:3)。
 ②選ばれた民としての純粋さを捨てたことです(2a)。
 ③異邦の人々と関係を結び、安全を確保しようとしたことで、神様に対する実質的な不信です(2b)。これはバビロンに捕虜となった時に行なったことですが、今新しく神様に仕えようとするなら、必ず悔い改めなければならない問題でした。
Ⅱ.「今、こうなってからは、何と申し上げたらよいのでしょう。」(3-15)
 このしらせを聞いたエズラは、色を失ってすわってしまいました。そして神様に出て行き、悔い改めて祈りました。彼はまず自分の罪から告白し、ひどく心を痛めました(3,5,6)。彼は自分が直接罪を犯しませんでしたが、彼らの中の一人であることを告白しました。彼は感情的に行なわずに、御言葉に基づいて悔い改めました(11,12)。彼は神様の義とさばきを恐れました。
 エズラの真心からの悔い改めは、罪の中にいる人々を感動させ、罪を悟らせました(4,10:1)。本当の改革はまず指導者から悔い改めることから始まるのです。

祈り:主よ!私が神様の御業に仕えていると、色を失ってすわってしまうことがあります。その時にまず私が悔い改めるように助けてください。

一言:指導者がまず悔い改めを


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