Ⅰ．「立ち上がってください。勇気を出して、実行してください。」(1-4)
　エズラ一人が罪を告白し、涙を流している時、老若男女が涙を流して集まって来ました。その時、シュカヌヤが民を代表してエズラに言いました。彼はまず民の罪を認めました。また御言葉に従って、異邦人の女とその子どもたちを追い出そうとしました。最後に彼が言いました。「このことはあなたの肩にかかっています。私たちはあなたに協力します。勇気を出して、実行してください。」(4)。
　罪によって泣くことは尊いことです。しかしさらに大切なことは悔い改めにふさわしい実を結ぶために立ち上がることです(ﾖｼ7:10,11)。
Ⅱ．「必ずあなたの言われたとおりにします。」(5-44)
　民たちがみなエルサレムに集まりましたが、まるで神様の悲しみや怒りにも似たひどい雨が降りました。民たちは罪に恐れ、冷たい雨に震えました。しかしエズラは彼らに同情せず、はっきりと彼らの罪を指摘し、悔い改めの実を結ぶように、はっきりとした方向を定めました(10)。しかし悔い改めの御業において、焦りは禁物です。エズラは長老たちとさばきつかさたちを立てて、三ヶ月の間、調べ、処理しました(14-17)。そうして祭司長たちまでが悔い改める大覚醒運動、悔い改めの運動が大々的に起こりました。

祈り：主よ！私が罪を悲しく思います。一歩進んで罪を悔い改め、ふさわしい実を結ぶのに、さらに力を入れるように助けてください。

一言：悔い改めにふさわしい実