2014年 10月 30日 (木)
神様の働き人を立てたエズラ
1.レビ人を立てたエズラ(1-20)
エズラは、自分と共にバビロンを離れエルサレムに上って行った人々の名簿を詳しく記しています(1-14)。エズラは、アハワに流れる川のほとりに彼らを集め、そこに集まっていた人々を詳しく見ました。ところが、群衆の中に祭司はいましたが、レビ人たちの姿が見えませんでした。レビ人たちは、主の神殿で働く人々です。エズラは、自分の考えに基づいて、人々を選び、これを担うこともできました。しかし彼は、イドのもとに人を遣わして、神様の御言葉にふさわしいレビ人258人を連れて来ました。人間的には良くても、神様の御言葉にふさわしくなければ、神様は喜ばれません。それで、人として優れた人ではなく、神様の御言葉に照らし合わせて適した人、神様の心にかなった人を育てなければなりません。
2.祭司に器類を預けたエズラ(24-30)
エズラは、祭司たちの中から指導者に属する十二人を選んで、彼らに、神様の御業に用いられる器類を預けました。そしてエズラの一行がエルサレムに到着するとすぐに、神殿を管理する祭司たちに、慎重に伝えました(32-34)。エズラは、物質の問題を少しの誤解も受けずに処理しました。また、エズラは神様の御言葉にふさわしい人々を立てて、神様の御業に支障がないように仕えました。神様の御言葉に基づいて、神様の御業に仕える人々を区別して立てることは本当に大切なことです。
祈り:主よ!私たちの集まりが神様の御言葉にふさわしい働き人を養成し、適材適所を立てて行くように、助けてください。
一言:神様が願われる働き人の育成
2014年 10月 31日 (金)
神様にだけ頼るエズラ
1.言動が一致したエズラ(22)
エズラの一行がエルサレムに行く途中には、敵が潜んでいる大変危険な道中でした。ところが、エズラは王に、道中の敵から私たちを助ける舞台と騎兵たちを要請することができませんでした。なぜならエズラはかつて王に、「私たちの神の御手は、神を尋ね求めるすべての者の上に幸いを下し、その力と怒りとは、神を捨てるすべての者の上に下る。」と話したからです。それで、困難な状況だからと言って、護衛する兵士たちを頼むなら、笑い物になってしまいます。同時に、神様の栄光も地に落ちてしまいます。クリスチャンがノンクリスチャンたちから非難される理由の中で最も大きな部分は、言動が一致しないからです。しかし、エズラは自分が教えた通りに行ないました。
2.神様だけに頼ったエズラ(21-36)
エズラはみんなに断食を布告しました。彼は民たちと共に、「私たちのために、私たちの子どもたちと、私たちのすべての持ち物のために、道中の無事を神に願い求める」ために、へりくだって祈りました。エズラはただ、神様だけに頼り、神様の助けを求めました。神様は彼らの祈りを聞いてくださり、エズラとその一行は、無事にエルサレムに到着しました。私たちが人に頼る時、限りなく弱くなります。不平不満が多くなります。しかし、神様だけに頼る時、神様が保護してくださり、ご自分の栄光を現わしてくださいます。
祈り:主よ!私が人に頼らずに、主にだけ頼るようにしてください。
一言:神様にだけ頼る
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