聖書別日ごとの糧   >>   エズラ記[2019]

2019年 09月 25日 (水)

エズラ記5:1-17(2)
再び始まった神殿建築

 預言者ハガイとゼカリヤが、ユダとエルサレムに居住しているユダヤ人たちに神様の御言葉を伝えました。預言者たちは、ユダの民たちが自分たちの家を建てるのに忙しいからと神様の建築を後回しにしている状況を責め、神様の神殿を建築することが神様のはっきりした御心であることを伝えました。長い間神殿建築が中断されていたため、多くのユダの民たちは神殿建築が神様の御心ではないのかも知れないと思うようになっていたようです。
 預言者たちは、このような民たちの心を神様の神殿建築に向けさせるための役割を担いました。民たちの指導者であったゼルバベルとヨシュアも、挫折と絶望の床から起き上がりました。二人は指導者として、エルサレムにある神様の神殿を再び建築し始めました。神様の御言葉を通して、民たちは神様の御心を知り、指導者たちは絶望の床から起き上がり、神殿建築は再び始まりました。民たちは勤勉に働き始めました。これは、神様の目が彼らの上に注がれていたからでした。神様の御言葉は、神殿建築に対する熱望を再び呼び覚まして下さいました。神殿建築を始めるための実際的な力を供給してくださいました。神様の御言葉が正しく宣布された時、指導者たちと民たちは起き上がって神様のために神殿を建てることが出来ました。これを見守っていた総督タテナイと、シェタル・ボズナイたちはダリヨス王に書状を書いて神殿建築をクロス王が許可したかどうかを調べ確認しようとしました。


適用:どのようにこの時代、神様の神殿を再建することが出来ますか

一言:神様の御言葉が宣布される時、可能です


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