聖書別日ごとの糧   >>   エズラ記[2020]

2020年 04月 29日 (水)

エズラ記9:1-15(15)
罪過の中であなたの御前におります

 エズラは悲しんでずっと座っているだけではありませんでした。彼は、主に向かって手を伸ばし、祈り始めました。先祖の時代から今日まで、多くの罪過によりイスラエルの民は御怒りとさばきを受けることを覚えました。しかし、主はバビロンの捕虜生活でも民を滅ぼさず、のがれた者を残し、エルサレムに帰還させ、主の宮を建てさせ、大きな恵みを施してくださいました。にも拘らず、悪い行いを慕い求め、罪を犯し、律法を破ったとは、恩知らずな行為でした。彼らは主の御前で誇ることも、何も言うこともできない恥ずべき人たちでした。義なる神様を前にして、罪過の中で、だれも主の御前に立つことはできないとエズラは告白します。イスラエルの罪のためのエズラの悔い改めの祈りであり、ただ主のあわれみを請い求める祈りもありました。臆面もなく、また主の恵みを求めるその祈りを主は喜ばれるのです。

適用:主に恵みを頂いていても、また罪を犯してしまいますか

一言:悔い改めの祈りをささげましょう


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