聖書別日ごとの糧   >>   ネヘミヤ記[2014]

2014年 11月 11日 (火)

ネヘミヤ4:1-14
主を覚えなさい

1.お聞きください、私たちの神(1-6)
 ネヘミヤと民が城壁を修復していることを聞いたサヌバラテは、非常に憤慨しました。彼はユダヤ人をあざ笑いました。アモン人トビヤは、「彼らの建て直している城壁なら、一匹の狐が上っても、その石垣をくずしてしまうだろう」と馬鹿にしました。その時、ネヘミヤは怒って、彼らと争うこともできました。
 しかし、その時、ネヘミヤは感情的に敵と争わず、神様に進み出て祈りました。ネヘミヤは、神様が敵の罪をさばくことを願い、信じました。民たちと共に、さらに心を尽くして、城壁を建てました。そうした時、城壁は継ぎ合わされ、その高さは半分にまで達しました。私たちが、全てのことを神様にゆだね、さらに熱心に福音を伝えるなら、神様の城壁は、日々高くなって行きます。
2.大いなる恐れるべき主を覚え(7-14)
 城壁が築き上げられるのを見た敵は、更に怒り、陰謀を企てました。彼らはエルサレムに攻め入り、民たちを恐れさせようとしました。それで、ユダヤ人たちは見張りを立て、日夜守らなければなりませんでした。そして、ひどく疲れ果てて、民たちは城壁を築くことを放棄しようとしました。その時、ネヘミヤは指導者たちと民たちを激励しました。「彼らを恐れてはならない。大いなる恐るべき主を覚え、自分たちの兄弟、息子、娘、妻、また家のために戦いなさい。」信仰は、後退ではなく、前進です。私たちは、恐れ退いて滅びる者ではなく、たましいを生かす信仰を持った者です(ヘブ10:39)。

祈り:主よ!私は、敵が植える恐れに陥らずに、続けて、信仰によって、神様の御業を行なうことができるように、祈ります。

一言:大いなる恐れるべき主を覚え



2014年 11月 12日 (水)

ネヘミヤ4:15-23
戦いながら、働く人々

1.片手で仕事をし、片手に投げ槍を握っていた(15-20)
 神様が敵の企みを打ち壊されたことで、ネヘミヤと民たちは城壁に帰り、城壁を築く仕事をしていました。それで、ネヘミヤは、その従者の半分は仕事を続け、他の半分は武装をして、敵に備えさせました。また、城壁を築く者たち、荷をかついで運ぶ者たちも、片手で仕事をし、片手に投げ槍を持たせました。そして自分のそばには、角笛を吹き鳴らす者を置いて、働いていても、いつでも戦うことのできる万全な準備をしました。彼らは、戦いながら働き、働きながら戦う偉大な神様の兵士たちでした。私たちの敵である悪魔は、ほえたける獅子のように、食い尽くすべき物を探して歩いています。それで、いつも身を慎み、目を覚ましていなければなりません(1ペテ5:8)。
2.服を脱がない民たち(21-23)
 武装した半分の人々は、夜明けから星の現れる時まで、槍を手に取って、警戒の任務を遂行しました。そして、みなエルサレムで床に着き、夜には見張りに立ち、昼には働くようにしました。ネヘミヤや、その従者たちや、民たちはみな、服を脱ぎませんでした。彼らは仕事を終えるまで、忠実でありました。何をするにしても、このように忠実に担うことは、美しいことです。神様の御業に、このように忠実な人は、更に美しいです。

祈り:主よ!私が、片手に聖書を持ち、片手に職を持って、力を尽くして神様の御業を成し遂げる忠実な神様のしもべになります。

一言:忠実なイエス・キリストの兵士


<<(1)    前のページ(3)    4    次のページ(5)    (11)>>

聖書別日ごとの糧