聖書別日ごとの糧   >>   ネヘミヤ記[2014]

2014年 11月 22日 (土)

ネヘミヤ13:1-14
神殿の秩序を立てたネヘミヤ

1.トビヤを部屋から追い出したネヘミヤ(1-9)
 一年間、バビロンに行って戻って来たネヘミヤは、また、罪を犯したイスラエルを持続的に改革しました。その日、神様の御言葉を聞いて、罪を犯した群衆を取り除きました。主の宮で、きよい物と、十分の一の供え物を保管していた部屋を使っていたアモン人トビヤを追い出しました。トビヤは、サヌバラテと共に、エルサレムの神殿の再建を妨害し、ネヘミヤを殺そうとした人です(6:12)。ところが、祭司エルヤシブは、トビヤと親しい関係にあったので、神殿の聖なる部屋を任意にあてがっていました。ネヘミヤは、この毒素を断固、取り除きました。トビヤの器具類を全部、その部屋から外へ投げ出し、その部屋をきよめさせました。
2.レビ人の受ける分を与えたネヘミヤ(10-14)
 祭司エルヤシブは、主の宮で神様に仕えているレビ人たちの受ける分を、支給しませんでした。それで、その仕事をするレビ人と歌うたいたちは生活することができず、それぞれ自分の農地に逃げ去りました。ネヘミヤは、「どうして神の宮が見捨てられているのか」と言って、代表者たちを詰問しました。そして、もう一度レビ人たちを集め、もとの持ち場に戻らせました。すると、民たちも、穀物と新しいぶどう酒と油の十分の一を捧げました。ネヘミヤは、まちがった罪は、はっきりと咎め、神様に仕える者が働く環境を、よく備えました。これを通して、神殿の秩序が正され、心を尽くして、神様に仕えるようにしました。

祈り:主よ!私たちの中にある悪は、しっかりと取り除いて、神様に心から仕える尊い人々を立ててくださるように、祈ります。

一言:霊的な秩序を立てよう



2014年 11月 23日 (日)

ネヘミヤ13:15-31
純潔を守ろう

1.安息日を守ろう(15-22)
 安息日を犯す者は死刑に該当する、と規定されています(出31:14)。それにも関わらず、当時のユダの人々は、世のことに心が奪われ、何のためらいもなく、安息日を犯しました。安息日にお酒を作って、商売をしていました。これは、神様の御怒りを買うことでした。ネヘミヤは彼らを詰問して、徹底して安息日を守るように、言いました。安息日には、とびらをしめて、何の荷物も入って来られないようにし、商売をしようとする商人たちをみな追い出しました。
 今日でも、聖なる主日に、まごころと霊をもって、主に礼拝をささげることは、クリスチャンとして当然の姿勢です。更に進んで、主に礼拝をささげる聖なる主日が、私たちの生活の中心にならなくてはいけません。主日を守らないことは、神様の御怒りを受ける道であり、主日を守る事が神様の祝福を受ける道です。
2.外国の女をめとってはならない(23-31)
 ユダヤ人たちは、アシュドデ人、アモン人、モアブ人の女をめとって妻としました。ネヘミヤは、これを詰問し、のろい、数人の人を打ち、彼らの毛を引き抜きました。また、「もうノンクリスチャンたちと結婚してはならない」と神様の御前で、誓わせました。そして外国の女と結婚した大祭司の孫など、祭司の職務を汚し、神様との契約を破った者たちをみな追い出しました。
 神の人は、汚れた世の文化にひざまづかずに、霊的な純潔を守ります。

祈り:主よ!私が神様の御前で、主日をきよく守り、神様の人としての純潔を回復するように、助けてください。

一言:純潔を守ろう


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