2005年 02月 01日 (火)
私は、死ななければならないのでしたら、死にます。
Ⅰ.もしかすると、この時のためであるかもしれない。(1-14)
モルデカイはハマンの悪巧みをエステルに一つ一つ知らせて、王に出て行って、イスラエルの民たちのために切に求めるように、言いました。エステルは王に呼ばれていないし、王に出て行くことは死ぬ道だと答えました。しかしモルデカイはエステルの不信と恐れをとがめて、神様の摂理を教えました。「あなたがこの王国に来たのは、もしかすると、この時のためであるかもしれない。」
私たちは、神様がどんな摂理と目的で私たちを今の位置に導いてくださったのか、考えてみなければならないのです。
Ⅱ.「死ななければならないのでしたら、死にます。」(15-17)
エステルは最初は出て行くことを恐れていました。人間的に考える時、無謀な冒険のように見えました。しかし彼女はモルデカイの助けで、神様の御旨と摂理を受け入れました。そしてユダヤ人を救うことに積極的に挑戦しようとしました。彼女はすべてのユダヤ人の祈りを求めた後、言いました。「私も、私の侍女たちも、同じように断食をしましょう。たとい法令にそむいても私は王のところへまいります。私は、死ななければならないのでしたら、死にます。」
現実と現状を仰ぎ見て計算するなら、恐れで自分を保護する生活をする考えしか思い浮かびません。しかし生きておられる神様を信じて、信仰によって決断するなら知恵と勇気がわいて出ます。
祈り:主よ!私が現実と状況を仰ぎ見て恐れずに、死ななければならないのでしたら、死にますという信仰の勇気を持つことができるように助けてください。
一言死ななければならないのでしたら、死にます。」
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