聖書別日ごとの糧   >>   エステル記[2005]

2005年 02月 04日 (金)

エステル記6:1-14
墓穴を掘ったハマン

Ⅰ.栄誉を受けるモルデカイ(1-6)
 王は夜眠れなかったので、記録の書、年代記を読ませました。その記録の書にはモルデカイが王の暗殺の陰謀を告発し、王のいのちを救ったことが記録されていました。王はモルデカイの功労を認め、彼を尊ぼうとしました。そして王服を着せ、王の馬に乗せて、町の広場に導かせ、「王が栄誉を与えたいと思われる人はこのとおりである。」と命じました。モルデカイの隠れていたたゆまない忠実な心が、ついに認められるようになったのです。
Ⅱ.墓穴を掘ったハマン(7-14)
 ハマンは、モルデカイを亡き者にしようというたくらみを携えて王を訪ねて来ました。その時王は、「王が栄誉を与えたいと思う者には、どうしたらよかろう。」と尋ねました。ハマンは自分が栄誉を受けると勘違いして答えました。結果的に彼はモルデカイを亡き者にしようと行きましたが、むしろモルデカイに王服を着せ、王の馬に乗せて、導き、最高の栄誉を彼に与えなければなりませんでした。
 ハマンは嘆いて家に帰り、妻と友だちから敗北者の宣告を受けなければなりませんでした。

祈り:主よ!浅知恵を働かせば一時的に成功するように見えますが、結局敗北するしかないことを悟りました。私が神様を信じて生きます。

一言:墓穴を掘ったハマン


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