聖書別日ごとの糧   >>   エステル記[2005]

2005年 02月 07日 (月)

エステル記9:1-10:3
プリムのことを規定したモルデカイ

Ⅰ.敵を滅ぼしたユダヤ人たち(1-19)
 ユダヤ人たちはその日にすべての敵を負かし、征服しました。ハマンが誇っていた十人の息子たちもみな殺し、柱にかけました。敵に報復することが足りず、更に一日伸ばして、徹底的に報復しました。次の日は大きな宴会を設け、楽しみ、互いに贈り物を交換し、勝利の喜びを分かち合いました。このできごとは余りにも残忍に思えます。しかし敵を徹底して滅ぼされる神様の公儀をよく現しているできごとです。
Ⅱ.プリムのことを規定したモルデカイ(20-10:3)
 「自分たちの敵を除いて休みを得た日、悲しみが喜びに、喪の日が祝日に変わった月として、祝宴と喜びの日、互いにごちそうを贈り、貧しい者に贈り物をする日と定めるためであった。」(22)
 モルデカイはその日をプリムとして定め、子孫たちに代々守らせました。モルデカイがプリムのことを規定することは、信仰によって生きる神様の民たちに、一時的に苦難と悲しみが伴いますが、必ず勝利するようになるという確信を植えようとするためでした。「私たちの信仰、これこそ、世に打ち勝った勝利です。」(Ⅰヨハ5:4)。

祈り:主よ!私がどんな苦難があっても、信仰によって生き、世に打ち勝つ信仰の勝利者になるように助けてください。

一言:プリムの意味


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