聖書別日ごとの糧   >>   ヨブ記[2009]

2009年 08月 02日 (日)

ヨブ記2:1-13
罪を犯すようなことを口にしなかった

Ⅰ.ヨブの二番目の試練(1-10)
 神様は、子どもと財産を失っても変わることのないヨブの信仰を、賞賛されました。しかしサタンは「しかし、今あなたの手を伸べ、彼の骨と肉とを打ってください。彼はきっと、あなたをのろうに違いありません。」と言い、再び試みるように許しを受けました。サタンはヨブの足の裏から頭の頂まで、悪性の腫物で彼を打ちました。ヨブはあまりにもかゆくて、土器のかけらを取って自分の身をかく、惨めな身の上になりました。これを見て彼の妻は「それでもなお、あなたは自分の誠実を堅く保つのですか。神をのろって死になさい。」と悪態をつきました。苦難の中で信仰の中心を守っても試練が続けば、のろいの言葉が先に出るものです。ヨブの妻は続く試練の前で、信仰がゆれ動き、罪を犯すようなことを口にしました。しかしヨブはその妻を咎めました。「あなたは愚かな女が言うようなことを言っている。私たちは幸いを神から受けるのだから、わざわいをも受けなければならないではないか。」(10)彼は続く試練の中でも、変わらず神様の正しい主権と愛を信じました。そして罪を犯すようなことを口にしませんでした。
Ⅱ.ヨブを慰めに来た三人の友だち(11-13)
 ヨブの三人の友だちが、ヨブにわざわいが降りかかったことを聞いて、慰めようとたずねて来ました。彼らはヨブの激しい苦難を見て、声をあげて泣くだけで、何の言葉もかけてあげることができませんでした。苦難の中にいる私たちを慰めることができる方は神様だけです。

祈り:主よ!度重なる試練にぶつかっても主の正しい主権と愛を堅く信じることで、罪を犯すようなことを口にしないように、助けてください。

一言:罪を犯すようなことを口にしない


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