聖書別日ごとの糧   >>   ヨブ記[2009]

2009年 08月 05日 (水)

ヨブ記6:1-30
聖なる方のことばを拒んだことがないヨブ

Ⅰ.私は聖なる方のことばを拒んだことがないからだ(1-13)
 ヨブにとって、彼が受ける苦痛は海の砂よりも重いものでした。このような彼には、財産と子どもと健康を失ったことより、さらに苦しいのは神様の御怒りを買い、神様との関係性が切れてしまうことでした。彼はむしろ神様の手によって死んでしまいたいと思いました。しかし彼は神様の御前で最後まで信仰の純潔を守りました。「私はなおも、それに慰めを得、容赦ない苦痛の中でも、こおどりして喜ぼう。私は聖なる方のことばを拒んだことがないからだ。」(10)彼は容赦のない苦痛の中でも神様の御言葉を拒みませんでした。彼は祝福の時だけではなく、絶望と苦痛の時にも、御言葉を堅くつかみました。このような時、彼は苦痛の中でも慰めを受け、喜ぶことができました。苦難の時に私たちは神様を恨み、御言葉を拒んでしまいがちです。しかし苦難の中で御言葉を近くに置く者は苦難に打ち勝つ、勝利の人生を生きることができるのです。
Ⅱ.私がどんなあやまちを犯したか、私に悟らせよ(14-30)。
 ヨブは、友だちが苦しむ自分を憐れに思うことを期待しました。しかし彼らはヨブに対して誠実ではありませんでした。彼らはヨブのあやまちを具体てきに知らせることより、無条件非難しました(24)。彼らの言葉は吹いて行く風のようであり、ヨブに何の望みも与えることができませんでした。彼らはヨブにとって薄情な友だちでした。

祈り:主よ!私がどんな苦痛の中でも主の御言葉を拒まずに堅くつかんで勝利の人生を生きることができるように助けてください。

一言:苦痛の中でも御言葉をつかもう


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