聖書別日ごとの糧   >>   ヨブ記[2009]

2009年 08月 13日 (木)

ヨブ記23:1-17
私は金のように出て来る

Ⅰ.神は私を調べられる(1-12)
 ヨブは自分の苦難について、友だちとこれ以上討論しませんでした。彼は今神様に進み出て全ての疑問を思う存分ぶちまけて解決したいと願いました。「ああ、できれば、どこで神に会えるかを知り、その御座にまで行きたい。」(3)彼は神様の御座の前に立ち、どんな判決が出てもそれに聞き従おうとしました。なぜなら神様の義は変わることがなく、ヨブ自身のためのとりなしも信じて疑わなかったからです。彼はこの信仰によって苦難の後にある望みを仰ぎ見ました。「しかし、神は、私の行く道を知っておられる。神は私を調べられる。私は金のように、出て来る。」(10)彼は神様が理由なくわざわいをくださったのは自分を金のように鍛えるためであったことを悟るようになりました。彼がこのように大きなビジョンを持つことができたのは神様の正しい主権を信じ、神様の御言葉を尊く思い、その命令に従って生きたからです。
Ⅱ.みこころは一つである(13-17)
 ヨブは、神様はしようとされることは必ずなさる御業の主権者であることを知っていました。彼は神様が自分に対して定めたことを成し遂げることを信じました。そしてその激しい苦痛の中でもいのちを断たない神様を見ながら、恐れる心を抱くようになりました。彼は苦難の中で神様を恐れ敬うことを学ぶようになりました。私たちは苦難を通して、神様を恐れ敬うことを学ばなければなりません。

祈り:主よ!苦難の中で金のように育てようとされる主の大きな御旨があることを信じます。この信仰と望みで苦難に打ち勝つように助けてください。

一言:金のように


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