聖書別日ごとの糧   >>   ヨブ記[2009]

2009年 08月 17日 (月)

ヨブ記29:1-25
過去の栄光を懐かしむヨブ

Ⅰ.神様はヨブの友でした(1-5)
 ヨブは苦難を受ける前の、過去の生活がどうであったのかを回想します。以前は神様がヨブを保護してくださいました。神様のともしびがヨブの頭を照らし、ヨブは神様のともしびによって力づけられて、やみの中でも勇敢に歩きました。神様の友情がいつもヨブの天幕にありました(4)。ヨブはいつも神様の奥義を聞くことができ、神様の好意を受けました。神様は彼とともにおられ(5)、彼の友になってくださり、力になってくださいました。ヨブはこの神様の友情によって寂しくなく、また恐れなく大胆に生きることができました。神様がアブラハムを友と呼ばれたように、彼を友としてくださったのです。これは言いようのない恵みであり特権でした。神様は聖なる方ですが、人々に友情を施してくださる恵みの主です。
Ⅱ.ヨブは義を愛し、不義を憎みました(6-25)
 ヨブの人生は豊かでした(5-7)。彼は霊的な権威があり、人々から尊敬と祝福を受けました。それは彼が貧しい者と孤児を助け、盲人の目となり、足なえの足となり、貧しい者の父になったからです(12-16)。また不正をする者のあごを砕き、その歯の間から獲物を引き抜いたからです。人々はそんなヨブの教えを、まるで後の雨を待つように待ちました(23)。彼は影響力が良い人でした(25)。

祈り:主よ!寂しい世の中です。私にも友情を施してくださり、義の道に導いてください。

一言:友情を施してくださる私の神様


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