聖書別日ごとの糧   >>   ヨブ記[2009]

2009年 08月 21日 (金)

ヨブ記38:1-41
あなたは知っているか

Ⅰ.ヨブをお咎めになった神様(1,2)
 エリフの言葉が終わった後、神様があらしの中からヨブに答えて仰せられました。ヨブは、罪がない者が苦難を受けることに対して、神様に言いたいことがたくさんありました。神様はこのような彼に対して、「知識もなく言い分を述べて、摂理を暗くする。」と咎めました(2)。ヨブは神様についてよく知らないのに、神様の義を問題にして、言い分を告げようとしました。このような人々は神様の摂理を暗くするだけです。
Ⅱ.続く神様の質問(3-39)
 神様はヨブに尋ねられました。「わたしが地の基を定めたとき、あなたはどこにいたのか。その台座は何の上にはめ込まれたか。その隅の石はだれが据えたか。海がふき出て、胎内から流れ出たとき、だれが戸でこれを閉じ込めたか。
死の門があなたに現われたことがあるのか。だれが心のうちに知恵を置いたか。烏にえさを備えるのはだれか。」ヨブはそのようなことをすることができず、知りもしませんでした。ところが神様は計画を立て、そのような偉大なことをなされました。それで人が大いなる神様が行なわれることに対して、物の是非を言うことができないのです。神様が人々に対して行なわれることが理解できなくても、神様の正しい御旨があることを信じ、感謝する心で聞き従わなければなりません。そして大いなる神様を賛美しなければなりません。

祈り:主よ!私が大いなる主の行なわれることに是非を言う資格がありません。ただ感謝することで聞き従って、栄光を返します。

一言:だれが心のうちに知恵を置いたか


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