聖書別日ごとの糧   >>   ヨブ記[2009]

2009年 08月 22日 (土)

ヨブ記39:1-30
あなたが馬に力を与えるのか

 神様は続けて獣の中で神様が行なわれた御業について、話されます。「あなたは岩間の野やぎが子を産む時を知っているか。雌鹿が子を産むのを見守ったことがあるか。」(1)。人が野やぎや雌鹿の妊娠期間を知ることができません。またこの子がどのようにして生まれるのか、どのようにして育つのか、いつ母のもとを離れるのか、分かりません。「だれが野ろばを解き放ったのか。」(5-8)。野原をさすらい、塩分がある地に生きる野ろばは自由な生活をします。このような野ろばは、人が治めることができず、家畜として育てて使うこともできません。だちょうは自分が産んだ卵に対して無情です(14-16)。これは神様がだちょうに知恵をお与えにならなかったからです。人がだちょうに卵を抱くことを教えることができません。「あなたが馬に力を与えるのか。その首にたてがみをつけるのか。」(19)。馬は谷で前掻きをし、武器に立ち向かって出て行きます。
 恐れをあざ笑って、ひるまず、剣の前から退きません。角笛が鳴るごとに、ヒヒーンといななき、遠くから戦いをかぎつけ、隊長の怒号と、ときの声を聞きつけます。馬をこのように走らせたのは人ではありません。わしが高く上がり、その巣を高い所に作る(27,28)のは、人の命令によってでしょうか。このすべてのことは神様がなされた御業です。神様は権能者であり、大いなる方です。私たちは大いなる神様の前で謙遜になるだけです。

祈り:主よ!主の無限の知恵と能力の前に自分の無知を告白します。そして主の主権的な摂理を受け入れます。

一言:馬とわしを見て学ぼう


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