聖書別日ごとの糧   >>   ヨブ記[2012]

2012年 03月 19日 (月)

ヨブ1:1-22
主は与え、主は取られる

Ⅰ.ヨブの最初の試練(1-12)
 ヨブは潔白で正しく、神様を恐れ、悪から遠ざかった人でした。子どもたちが心でも神様に罪を犯していないか、と心配するほどの義人でした。神様はこのような彼を祝福され、多くの子どもたちと満ち溢れるほどの財産をくださいました。サタンはヨブをねたんで、彼を試みるように、神様に提案しました。それで神様は、大きな御旨の中で、しばらくの間、サタンの手に渡され、試練を受けるようにされました。
Ⅱ.主の御名をほめたたえるヨブ(13-22)
 サタンはヨブの財産を全て奪った後、今度は子どもたちを死なせました。ヨブは一晩のうちに全ての財産と愛する子どもたちを失ってしまいました。しかしヨブは担いきれないつらい試練の日にも、むしろ神様を礼拝し、ほめたたえました。私は裸で母の胎から出て来た。また、裸で私はかしこに帰ろう。主は与え、主は取られる。主の御名はほむべきかな。」(21)。彼は試練の日に、神様につぶやくことより、賛美しました。彼がこのようにできたのは、祝福してくださる神様の主権を認めただけではなく、祝福を奪い去られた神様の主権も認めたからです。神様は祝福してくださり、試練もくださいます。しかしこの神様は、根本的に、良い方です。私たちが時には、理解できない試練を受けることがあっても、神様の良いことを信じなければなりません。神様の主権に信仰の基礎が据えられた人は、どんな試練に会っても、揺れ動かされることがありません。

祈り:主よ!小さなことでも神様につぶやいた罪をくいあらためます。試練の中で、主の正しい御旨があることを信じます。

一言:主は与え、主は取られる


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