2012年 04月 03日 (火)
知恵はどこから得るのか
Ⅰ.金、銀、宝石は土から得るのに(1-11)
ヨブの友だちは、苦しみを受けているヨブを見て、神様がその罪を罰せられたので、悔い改めて救いを得よ、とだけ言いました。彼らは、神様がなさる御業を因果応報の思想に基づいて、単純に考えました。しかし世の動きを司る神様の知恵は、そんなに単純なものではありません。ヨブは、これを鉱山にたとえて、友だちに説明しています。銀、金、鉄、サファイヤは土を掘って、鉱石を溶かし、精錬して得ます。では、知恵と悟りはどこから得るのでしょうか(12)。
Ⅱ.主を恐れることが、知恵である(12-28)
知恵はどの宝石よりも貴いものです(13-19)。では、知恵はどこから来るのでしょうか。悟りはどこにあるのでしょうか(20)。私たちがどのようにして苦難の意味を知り、私たちに置かれた神様の計画を知ることができるのでしょうか。どのようにして人生の意味と目的を知り、救いの道を知ることができるのでしょうか。このような知恵は、すべての生き物の目に隠されています。今日の先端科学でも見つけ出すことができません。この知恵は、天と地をことごとく見られる神様、宇宙万物を造られ、秩序を定められた神様だけが知ることができます(23-26)。神様は知恵を見て、これを見積もり、これを定めて、調べ上げられました(27)。それで、悪から離れ、神様を恐れる人が知恵を得ます。神様の御言葉を聞いて従う者が知恵を得て、勝利の人生を生きることができます。
祈り:主よ!人は知恵があると言っていますが、本当に愚かな生活をしています。私が神様を恐れることで、知恵を知る者になるように助けてください。
一言:主を恐れよ
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