聖書別日ごとの糧   >>   ヨブ記[2012]

2012年 04月 08日 (日)

ヨブ38:1-41
あなたは知っているのか

Ⅰ.ヨブを咎められた神様(1,2)
 エリフの言葉が終わった後、神様はあらしの中からヨブに仰せられました。ヨブは罪のない自分が苦しみを受けることに対して、神様に言いたいことが山ほどありました。神様は、このような彼を理解しようとはされずに、「知識もなく言い分を述べて、摂理を暗くする」と咎められました(2)。ヨブは神様についてあまり知りもしないのに、神様の義を問題にして、言い争おうとしました。このような人々は神様の摂理を暗くする人々です。
Ⅱ.神様の続く質問(3-39)
 神様はヨブに尋ねられました。「わたしが地の基を定めたとき、あなたはどこにいたのか。その台座は何の上にはめ込まれたか。その隅の石はだれが据えたか。海がふき出て、胎内から流れ出たとき、だれが戸でこれを閉じ込めたか。死の門があなたに現われたことがあるのか。あなたは死の陰の門を見たことがあるのか。 あなたはすばる座の鎖を結びつけることができるか。オリオン座の綱を解くことができるか。だれが心のうちに知恵を置いたか。だれが心の奥に悟りを与えたか。烏の子が神に向かって鳴き叫び、食物がなくてさまようとき、烏にえさを備えるのはだれか。」ヨブはそのようなことはできず、知りもしませんでした。ところが神様は計画の中で、大いなることをされました。それで人は、大いなる神様が行なわれることに対して、物の良し悪しを言うことはできません。神様が人に対して行なわれることが理解できなくても、神様の計画があることを信じ、感謝して従わなければなりません。そして大いなる神様を賛美しなければなりません。

祈り:主よ!私が、大いなる神様が行なわることに対して、良し悪しを決める資格はありません。ただ感謝して従い、栄光を帰します。

一言:だれが心の奥に悟りを与えたか


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