聖書別日ごとの糧   >>   ヨブ記[2015]

2015年 02月 02日 (月)

ヨブ記2:1-13
罪を犯すようなことを口にしなかった

Ⅰ.ヨブの二番目の試練(1-10)
 神様は、子どもと財産を失っても変わることのないヨブの信仰を、称賛されました。しかし、サタンは、「今あなたの手を伸べ、彼の骨と肉とを打ってください。彼はきっと、あなたをのろうに違いありません。」と言って、もう一度試みるように、と許可を求めました。
サタンはヨブを打って、足の裏から頭の頂まで、悪性の腫物を生じさせました。ヨブはあまりのかゆさに、土器のかけらで自分の身をかく、みじめな存在になりました。それを見た彼の妻は、「それでもなお、あなたは自分の誠実を堅く保つのですか。神をのろって死になさい。」と悪態をつきました。苦難の中で、信仰を守っても、試練が続くなら、不平不満が生じます。ヨブの妻は、続く試練の中で、信仰がゆれ動き、口を開いて罪を犯しました。しかし、ヨブはその妻を咎めました。「あなたは愚かな女が言うようなことを言っている。私たちは幸いを神から受けるのだから、わざわいをも受けなければならないのではないか。」(10)。彼は続く試練の中でも、変わることなく、神様の主権と愛を信じました。そして、罪を犯すようなことを、口にしませんでした。
Ⅱ.ヨブを慰めに来た三人の友だち(11-13)
 ヨブの三人の友だちは、ヨブにわざわいが降りかかったという知らせを聞いて、慰めるために訪ねて来ました。彼らは、ヨブの壮絶な苦難を見て、声をあげて泣くだけで、何の声もかけてあげることができませんでした。誰もヨブを慰めることができませんでした。苦難の中にいる私たちを慰めてくださる方は、神様だけです。

祈り:主よ!試練が続くことがあっても、主の主権と愛を堅く信じることで、罪を犯すようなことを口にしないように、助けてください。

一言:口を開いて罪を犯さない


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