聖書別日ごとの糧   >>   ヨブ記[2015]

2015年 02月 05日 (木)

ヨブ記5:1-27
神は大いなる事をなして測り知れず

 エリファズはヨブに言いました。「さあ、呼んでみよ。だれかあなたに答える者があるか。聖者のうちでだれにあなたは向かって行こうとするのか。」(1)。エリファズは、ヨブが愚か者で悟ることができないので、全ての物を失ってしまったのだと言っています。自業自得だと言っています。今、神様に不満をもらさずに、神様に尋ねるようにと言っています。「神は大いなる事をなして測り知れず、その奇しいみわざは数えきれない。」(9)神様は地の上に雨を降らし、野の面に水を送られます。神様は低い者を高く上げ、悲しむ者を引き上げて救われます。神様は低い者を高く上げ、悲しむ者を引き上げて救われます。神様は貧しい者を剣から、彼らの口から、強い者の手から救われます。
 「ああ、幸いなことよ。神に責められるその人は。だから全能者の懲らしめをないがしろにしてはならない。神は傷つけるが、それを包み、打ち砕くが、その手でいやしてくださるからだ。」(17,18)。ヨブが神様からの試練を乗り越えた時、神様は六つの苦しみから、ヨブを救い出し、七つ目のわざわいはヨブに触れないとあります。神様はヨブを祝福されます。安全で、子孫が多くなり、長寿を全うして墓にはいると言っています(24-26)。確かに、エリファズの言葉は、苦難を受けているヨブに希望を与えるものでした。苦しみを通して、神様の大いなる事を知り、体験するように勧めているようにも思えます。
 しかし彼は、苦しみを受けているヨブの気持ちを理解しようとはしませんでした。ヨブが無知なので、理解できないのだと決めつけているようにも思えます。真の友だちとは苦しみを分け合い、喜びを共にできる人です。

祈り:主よ!苦難の日に、私が神様だけを見上げ、大いなる事を成し遂げられる神様に期待し、体験できるように助けてください。そして、イエス様のように、他の人の痛みが分かる者になるように、助けてください。

一言:奇しいみわざは数えきれない


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