聖書別日ごとの糧   >>   ヨブ記[2015]

2015年 02月 08日 (日)

ヨブ記8:1-22
その終わりは、はなはだ大きくなる

 ヨブの言葉を聞いて、シュアハ人ビルダデは答えて言いました。「いつまであなたはこのようなことを語るのか。あなたが口にすることばは激しい風のようだ。」彼の目には、ヨブがなかなか自分の罪を悔い改めようとはせず、屁理屈ばかり言っているように、映っていました。また、友だちは親身になって忠告をして上げてるのに、なぜ友だちの忠告を聞こうとはしないのか、と責めているようです。彼らにとって、ヨブの言葉は、「激しい風」のように思えました。それで、「神様に憐れみを求めなさい」と言っています。心を純粋にし、正しく生きるなら、神様は今すぐにあなたのために起き上がり、あなたの義の住まいを回復される、と言いました。この神様のゆえに、「あなたの始めは小さくても、その終わりは、はなはだ大きくなる」(7)と言っています。
 人は神様から離れると、何もすることはできません。それは、まるで、パピルスが沼地でない所では育たず、水がない所で、葦が伸びないのと同じ事です。これは、まだ若芽のときには刈られないのに、ほかの草に先立って枯れてしまいます。命を失ってしまうからです。しかし、神様は潔白な人を退けません(20)。神様の御前で善を行なうなら、神様は笑いをその人の口に満たし、喜びの叫びをその人のくちびるに満たされます。その人を憎む者は恥を見、悪者どもの天幕はなくなってしまいます。私たちが、まことのぶどうの木であるイエス様につながっている生活をするなら、豊かな実を結ぶ人生を生きるようになります(ヨハ15:5)。自分だけではなく、周りの人をも生かす祝福された人生を生きるように、なります。

祈り:主よ!私が自由を求めて神様から離れた時、本当の満足を得ることができず、むしろ罪と咎によって滅びるべき存在でした。今、まことのぶどうの木であるイエス様につながる生活をする中で、豊かな実を結ぶことができるように、助けてください。

一言:その終わりは、はなはだ大きくなる


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