聖書別日ごとの糧   >>   ヨブ記[2015]

2015年 02月 15日 (日)

ヨブ記15:1-35
自己義の強いエリファズ

 テマン人エリファズが答えて言いました。「あなたは信仰を捨て、神に祈ることをやめている。」(4)。ヨブの罪がヨブの口に教え、ヨブが悪賢い人の舌を選び取るからだ、と言いました。ヨブの唇がヨブに不利な証言をさせている、と言うのです。友だちの中には、白髪の者も、老いた者もいて、ヨブの父よりもはるかに年上のものもいました。その年長者が、ヨブに、神様の慰めを語り、やさしく語りかけたのにも関わらず、ヨブがそれを拒んだと主張しています。それは、ヨブが理性を失い、目がぎらついていたからだ、と言っています。神様の御前で、人がきよくありえず、女から生まれた者が、正しくありえない、と言っています。そのため、ヨブが彼らの言葉を聞くように、と言いました。エリファズの告げる言葉は、「知恵のある者たちが告げたもの」であり、「彼らの先祖が隠さなかったもの」です。その言葉を聞かない者は、悪者であり、その一生の間、もだえ苦しみます。また、横暴な者であり、その耳には恐ろしい者が聞こえ、平和なときにも荒らす者が彼を襲います。結局、エリファズは、ヨブに悟りがなく、傲慢であり、横暴で、神様に敵対している、と言いました。エリファズは、「人がどうして、きよくありえようか。女から生まれた者が、どうして、正しくありえようか」(14)と言って、ヨブを非難しました。そして、自分たちは悟りのある者だと、言っています。
 神様の御前では、正しい者は一人もいません。だからこそ、イエス様の十字架の恵みが必要です。イエス様を信じる者は誰でも、義とされるのです

祈り:主よ!イエス様の十字架の血によって、義としてくださり感謝します。私が人を非難するのではなく、イエス様の愛と恵みで抱くことができるように、助けてください。

一言:信仰のよる義


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