聖書別日ごとの糧   >>   ヨブ記[2015]

2015年 04月 16日 (木)

ヨブ33:1-33
いのちの光で照らされる神様

Ⅰ.苦しみを通して訓練される神様(1-22)
 ヨブの友だちは、「苦難=罪」という因果応報の思想に基づいて、苦しみを受けるヨブを罪人としてみなしました。このような友だちにヨブは、「自分には罪がない」と主張して、神様と直接言い争おうとしました。エリフは、主権者神様と言い争おうとするヨブの傲慢な態度を見て、咎めました。「なぜ、あなたは神と言い争うのか。」(13)。そして人を教えられる神様について、話しました。人は神様の教えに関心を持つなら、神様は夢や幻の中に現れて、はっきりと話されます。神様がこのように教えられる目的は、人が自分の考えや企みを捨て、滅びないようにするためです。また、床の上の痛みや骨をしびれさせることを通して、人が謙遜になるように、教えられます(19-22)。クリスチャンが受ける苦難には、神様の教えが隠されています。ヨブは苦難に隠された神様の教えの愛に、目をむけなければなりません。
Ⅱ.たましいをよみの穴から救い出される神様(23-33)
 苦しみの時に、御使いのうち一人がその人の代言者(仲介者)となり、その人に代わって、その正しさを告げてくれるなら、その代言者を受け入れるようになります。それによって、神様は、「身代金を得た」と言って、その人を憐れんでくださいます(24)。その時、その人は青年のころに帰り、義を回復します。自分のたましいを救ってくださり、光を照らされる主をほめたたえるようになります(25-30)。

祈り:主よ!苦難を通して、謙遜にしてくださり、仲介者イエス様を通して、行なうべきことを教えられ、いのちの光を照らしてくださり感謝します。

一言:苦難の時は、いのちの光を受ける時


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