聖書別日ごとの糧   >>   ヨブ記[2015]

2015年 05月 29日 (金)

ヨブ37:1-24
神の奇しいみわざを、じっと考えよ

 神様はそのいなずまを全天の下、まっすぐに進ませます。それを地の果て果てまでも。そのあとでかみなりが鳴りとどろきます。神様はそのいかめしい声で雷鳴をとどろかせ、その声の聞こえるときも、いなずまを引きとめられません。神様は雪に向かって、地にふれと命じ、夕立に、激しい大雨に命じられます。神様は自然万象を主管される方です。
 つむじ風は天の室から吹き、寒さは北から来ます。神様の息によって氷が張り、広い水が凍りつきます。神様は濃い雲に水気を負わせ、雲が、そのいなずまをまき散らすようにされます。このような自然現象は神様の指図によって巡り回り、命じられるままに世界の地の面で事を行なわれます。神様がこのようにされるのは、罪深い人々を懲らしめるためです。あるいは、ご自分の地のためであり、あるいは、人々に恵みを施させるためです。このような神様に比べたら、ヨブは小さな存在に過ぎません。そこで、このような自然現象を見て、ヨブが神様の奇しい御業を、じっと考えるように教えています。神様の行ないは、私たちの頭では理解できないものもあります。神様の御業は、人知をはるかに超えたものです。それで、私たちは謙遜に神様の御心が理解できるように、神様の側に立って考える必要もあるのです。

祈り:主よ!私に知恵をくださり、神様の奇しい御業が理解できるように、導いてください。人知をはるかに超えた神様の御業が理解できるように、助けてください。

一言:神の奇しいみわざを、じっと考えよ


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