聖書別日ごとの糧   >>   ヨブ記[2015]

2015年 06月 02日 (火)

ヨブ40:1-24
神を責める者はそれを言いたててみよ

 主はヨブに答えて仰せられました。「非難する者が全能者と争おうとするのか。神を責める者は、それを言いたててみよ。」(2)。すると、ヨブは主に答えて言いました。「ああ、私はつまらない者です。あなたに何と口答えできましょう。私はただ手を口に当てるばかりです。一度、私は語りましたが、もう口答えしません。二度と、私はくり返しません。」(4,5)。ヨブは、神様の御前で、自分がつまらない者である、と告白しています。
 それでも、主はあらしの中からヨブに答えて仰せられました。「さあ、あなたは勇士のように腰に帯を締めよ。わたしはあなたに尋ねる。わたしに示せ。あなたはわたしのさばきを無効にするつもりか。自分を義とするために、わたしを罪に定めるのか。あなたには神のような腕があるのか。神のような声で雷鳴をとどろき渡らせるのか。さあ、誉れ、気高さで身を装い、尊厳と威光を身につけよ。」
 「さあ、河馬を見よ。これはあなたと並べてわたしが造ったもの、牛のように草を食らう。見よ。その力は腰にあり、その強さは腹の筋にある。尾は杉の木のように垂れ、ももの筋はからみ合っている。骨は青銅の管、肋骨は鉄の棒のようだ。」これは、神様がお造りになった第一の獣です。しかし、ヨブはこの河馬を飼い慣らすことはできません。「だれがその目をつかんでこれを捕ええようか。だれがわなにかけて、その鼻を突き通すことができようか。」(24)。だれも、神様の代わりになることはできません。

祈り:主よ!誰も、神様と争う者はなく、神様を責める者はいません。何も口答えできず、ただ手を口に当てるだけです。私の傲慢の罪をお赦しください。

一言:それを言いたててみよ


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