聖書別日ごとの糧   >>   ヨブ記[2015]

2015年 06月 03日 (水)

ヨブ41:1-34
みな、わたしのものだ

 神様はヨブに仰せられました。「あなたは釣り針でレビヤタンを釣り上げることができるか。輪蠅でその舌を押さえつけることができるか。あなたは葦をその鼻に通すことができるか。鉤をそのあごに突き通すことができるか。」(1-2)。地の上には、これと似たものはなく、恐れを知らないものとして造られました。それは、すべての高いものを見おろし、すべての誇り高い獣の王です(33,34)。
 レビヤタンはヨブに、しきりに哀願し、やさしいことばで語りかけません。ヨブと契約を結び、これを捕えていつまでも奴隷とすることができません。鳥と戯れるようにこれと戯れ、娘たちのためにこれをつなぐことができません。ヨブはもりでその川を、やすでその頭を十分につくことができません。その望みは裏切られます。それを見ただけで投げ倒されるだけです。誰も、神様の御前に立つことができません(10)。
 神様は言われます。「だれがわたしにささげたのか。わたしが報いなければならないほどに。天の下にあるものはみな、わたしのものだ。わたしは彼のおしゃべりと、雄弁と、美辞麗句に黙っていることはできない。」(11,12)。私たちは、地上の全ての物が神様から出ていることを、知らなければなりません。それで、謙虚な心で、いなければなりません。持っている物をみな、神様にささげたからと言って、神様の御前で誇ってはいけません。

祈り:主よ!この地の物は全て神様のものです。私が自発的に、喜びの中で、神様に捧げることができるように、助けてください。

一言:天の下にあるものはみな、わたしのものだ。


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