聖書別日ごとの糧   >>   詩篇[2005]

2005年 08月 27日 (土)

詩篇47:1-10
国々の民を集められる神様


Ⅰ.私たちのために、受け継ぐ地をお選びになる神様(1-4)

 詩人はすべての民に手をたたき、喜びの声をあげて神様に叫べと言います。なぜならいと高き方、恐れられる神様が全地の大いなる王になるからです。その時選んだ民たちに臨む恵みはさらに大きなものです。これは神様が国々の民を私たちのもとに、国民を私たちの足もとに従わせるからです。またその民が地を受け継ぐからです(4)。神様はヤコブに与えられた約束の通りにカナンの地を下さいました。その地は本来ヤコブの地ではありませんでしたが、代々その子孫の地になりました。資格がない者を選ばれ、地と誉れをお与えになった神様を賛美します。

Ⅱ.国々を統べ治められる神様(5-10)

 神様は、世の全ての民のために、この地に降りて来られ、救いを成就されました。そして再び民たちの喜びの叫びと角笛の音の中で、本来おられる所に上って行かれました。詩人はこの神様をくり返して声を上げて賛美しています。

神様は全地の王として、国々を統べ治めておられる方です。その方の統治で結局は国々の民の尊き者たちはアブラハムの神の民として集められるのです(9)。民たちが持つ地の盾は神様のものになるのです。今多くの国々が神様に敵対しています。しかし国々を救い統べ治める神様によって、結局国々が神様に集められる望みを持つようになるのです。全地の神様を賛美します。


祈り:主よ!今神様に敵対する群衆によって落胆していた罪を悔い改めます。全地が神様の民になる望みを持ちます。

一言:全地もいつか神様の民になる


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